美髪を手に入れるには、まずは自分の髪の状態を知ることが大切です。
髪の質、ダメージの程度など、髪の状態は人それぞれ違いがあります。
すべての人の髪を同じ方法で綺麗にしようとしてもそうはうまくいきません。
まずは自分の髪がどれくらい傷んでいるのかをしっかり見極めて、
それに合わせたケアをすることが美髪への第一歩となります。
下記の4つの方法でセルフチェックをしてみましょう。
自分の後ろ姿をチェックする
自分の後ろ姿をマジマジと見る機会はほとんどないのではないでしょうか。
でも、他人の後ろ姿を見る機会はとても多いはずですよね。
そしてほとんどの場合、後ろ姿でまず目につくのは髪でしょう。
他人から見たら、あなたの後ろ髪は最も目につくポイントと言ってもいいくらいです。
鏡に映る「正面の自分」に気をつかうことはあっても、後ろ髪にまで気をつかうことはそうは多くないはず。まずは自分の後ろ髪をチェックすることから始めてみましょう。
誰かに頼んで自分の後ろ姿を撮影してもらいましょう。屋外で自然光のもとで撮ってもらうといいでしょう。ダメージを受けた髪は光が通過しやすいので正常な髪と区別しやすいはずです。
あまりの傷み具合に驚くケースもあるでしょうが、そんな時こそ周囲の見る目を変えさせるチャンスだと思って、ぜひ美髪へのイメチェンに挑戦してみてくださいね。
髪の毛を指に巻き付けてみる
2~3本の髪の毛を水で濡らして、片方の手でもう片方の人差し指にくるくると巻き付けてみましょう。
健康な髪の毛ならば、手を離すと元の形に戻ろうとするので、巻き付けた人差し指から自然ととれるはずです。
もし髪が指に巻き付いたままなら、残念ながら髪は相当傷んでいるということになります。
また、巻き付ける位置を毛先から根元にずらしていくことで、同じ1本の髪の毛でもダメージが大きくなる部位を特定出来ることもあります。
いずれにしても指からほどけないほど髪が傷んでいる状態では、パーマや縮毛矯正はおすすめしません。切れ毛や縮れ毛などダメージが深刻化してしまう恐れがあります。
髪の毛を引っ張ってみる
乾いた髪の毛を一本抜き取って、それを指でつまむように持ち、左右から引っ張ってみてください。髪が傷んでいると伸びたりちぎれたりします。
健康な髪はほとんど伸びることはありません。また、引っ張ったくらいでは切れることはありません。
純石ケンで髪を洗ってみる
普段お使いのシャンプーやトリートメントはシリコンや高分子ポリマーを含んでいるものがほとんどのはずです。
それらの影響で髪にツヤが出たり手触りが良くなりますが、本当の意味で髪が綺麗になっているわけではなく、あくまでもそう見えたり感じたりしているだけだということを知っておくべきです。
要はコーティングされて表面がツルツルになるので、髪がダメージを受けていてもわかりにくくなってしまうという点に注意しましょう、ということです。
純石ケンで洗うと、この表面をコーティングしているシリコンやポリマーを溶かしてくれるので、髪の状態がダイレクトに把握出来ます。
純石ケンで洗うと髪が絡まりやすくなるので、ガシガシ洗うのではなく、よく泡立ててそうっと優しく洗うようにしてください。
ただし、髪が傷んでいると純石ケンで洗った場合相当キシキシになってしまうので、上記123で十分ダメージが把握出来た人はむしろやらない方がいいかもしれません(^_^;)
まとめ
美髪を手にいれるためには、まずは自分の髪の本当の状態、つまり「髪のすっぴん状態」を知らなければなりません。
自分の髪の状態を知ることで、どのようなケアをしたら美髪になれるのかがわかります。
髪のセルフチェックは、自分が普段気にすることのない後ろ髪の状態を見ることから始めるのがよいでしょう。
あとは、髪の毛を指に巻き付けてみたり、抜いた髪の毛を引っ張ってみたり、あるいは純石ケンで洗ってみる、などの方法も交えてしっかりと自分の髪の状態を把握しましょう。